2004-01-01から1年間の記事一覧

アイデアは新しい組み合わせである シェームズ・ウエブ・ヤングさんのご本から 2

”パリの街頭に出掛けてゆきたまえ”とモーパッサンは、その作家から教えられた。”そして1人のタクシーの運転手をつかまえることだ。その男には、他のどの運転手とも違ったところなどないように、君にはみえる。しかし君の描写によって、この男がこの世界中に…

経験による公式 〜ジェームズ・ウエブ・ヤングさんのご本から

しかし、南海の環礁は、実は無数の目に見えない珊瑚虫の海中におけるしわざであるということを、科学者たちは知っている。 そこで私は自問してみた。 ”アイデアだってこれと同じことではないだろうか。それは、私たちの意識下で進行するアイデア形成の、長い…

創発的ネットワークを構築する 〜ウエイン・ベーカーさんのご本から 4

ネットワークを変える努力をする前に、何のためにそれをするのかを考えるべきである。ソーシャル・キャピタルを何に使いたいのか。多くの人はネットワークから情報、アドバイス、売上、仕事、お金、心の支えなどを得るため、と応えるであろうが、何かを得ら…

個人主義の神話とは 〜ウエイン・ベーカさんのご本から 3

しかし、個人主義は神話にすぎないというのが私の主張である。この15年間、最も強い影響力を持ってきた社会科学者のジェームス・コールマンは、この個人主義を「現代社会において広く浸透している虚構」と呼び、次のように述べている。「この虚構とは、独…

ソーシャルキャピタルとは何か 〜ウエイン・ベーカーさんのご本から 2

ソーシャル・キャピタルとは、個人的なネットワークやビジネスのネットワークから得られる資源を指している。情報、アイデア、指示方向、ビジネス・チャンス、冨、権力や影響力、精神的なサポート、さらには善意、信頼、協力などがここで言う資源として挙げ…

訳者まえがき 〜中島豊さんの一節から

しかし国内においては、振り返りもされなくなってきた。最近のアメリカの経営学者は組織を効率的に動かす潤滑油のようなものであると捉え、これを「ソーシャル・キャピタル」と呼ぶようになった。著者のウエイン・ベーカは、人間関係を重視することを、これ…

優勢になっても安全策を採るな 〜米長邦雄さんのご本から 5

これまで私が名人戦で中原名人に分が悪かったのは、ここで間違えてしまうからだ。こちらが優勢を意識し、それを大事にしようと思えば思うほど、その手に乗ることになる。 将棋の局面で優勢になるとは、人生で言えば、少しばかり金が儲かったという程度のこと…

なかなかやるね 3

◎ あんぱんまんげきじょう 完!

「学ぶ」より「捨てる」 〜米長邦雄さんのご本から 4

将棋でも、学校の勉強でも、多くの人は、各人各様に努力している。どのような世界であれ、上達の基本は、知識を蓄え経験を積むことに始まる。だから、その行為自体は重要であり、尊いことである。そして、われわれ人間は、一所懸命に努力し、学び、経験を積…

なかなかやるね 2

◎ あんぱんまんげきじょう?

「ドバイがすごいことになっているらしい」 〜佐藤文彦さんのレポートから

UAEは今、大変革の真っただ中にあります。中東という不安定な地域にありながら周辺国との微妙なバランスを保ち、飛躍的な成長を遂げています。 先日テレビを見ていたら、ドバイ首長がこんなメッセージを送っていました。「人生の楽しみは、今まで誰も考えも…

1人のお仕事 〜宮崎巡さんのMLから

編集後記:皆様は大多数の方が一人で仕事をされた経験が無いと思われます。私も3年くらい前に初めて一人で仕事を始めたころは、なれるまでが大変でした。どうも仕事に身が入らなくて、やる気が出ないのです。ですから仕事場をウロウロしたり、庭いじりをし…

【ステキナ・ヒトコト・コーナ】 Milton Berleさんから

If opportunity doesn't knock, build door. うん、強力!

人生の極意「運・鈍・根」 〜米長邦雄さんのご本から 3

「運がよくなる方法を自分なりに体得している人はたくさんいる。根というのも、よく知られている。根性、性根です。みんな大事だと思っています。しかし、鈍はむずかしい。 相撲の世界では運・鈍・根は有名だから、言葉だけなら知っている人も多いようだが、…

なかなかやるね

◎ 5さいのりきさく、ふぁんはつおいなぁ

「惜福」で生きる 〜米長邦雄さんのご本から 2

つまり、余裕・ゆとりの気持ちの有無が第1のポイントになる。これなくしては席服を行なおうにも行なえない。 惜福がないということは、種籾までも食べ尽くしてしまうのと同じことで、そこからは再び福は生じない。「禽は禽を愛惜する家の庭に集まり、草は草…

あさのつき

◎ う〜ん、きれーでした

スクイーク(Squeak)ワークショップ 〜宮坂さんのhpから

我々の目的は、子供たちがこうした「生きる力」を育む過程において、情報技術(IT)が正しく活用され、より創造性あふれる教育活動が促進されるように、「教育」と「情報技術(IT)」を結びつける掛け橋としての役割を担い、全ての教育関係者の活動を支…

眼前の一局に生きる 〜米長邦雄さんのご本から

勝負師といえど人間である。相手には大一番でも自分にとっては消化試合、そんな場合、情としては、ともすれば力を抜きたくなる、上手に負かされたいという気持ちになる。だが、そんな感慨を吹っ切って、全力投球しなければいけない。勝利の女神は必ずこれを…

おかーちゃん、ありがと

◎ みずのすくりーんにめっせーじ、TKS!

夢を捨てたら手段に殺される 〜藤原和博さんのご本から 5

どこでなにをしてどのように働くかを決める行為は、生き方の選択であり、自分自身で決断する問題だと思う。 1人の人間として、自分の生きがいをもう1度見つめてみる。それは、孤独で不安な作業かもしれない。しかし、その自問自答から逃げずに、正直に生き…

中華くりすます

◎ すてきでしょ!?

このブログはゼミの報告用 〜大塚洋平さんのblogから

羽根ゼミ以外の方も、「その会社の人、知り合いにいますよ」 「その人だったら会って来ましたよ」という意見があれば、 すぐにコメントをお願いします。 もしかしたら、予期せぬ発展が貴方の身にも起こります おめでとう!コメント了解です、どんどん発展す…

ガムシャラに仕事して昇進 〜藤原和博さんのご本から 4

このように、下から上に上がる昇進のみで権力構造をつくる組織では、力がある人間は、力が発揮できないポジションまで昇進をし続ける。したがって、ある時点で組織を眺めると、課長であれ、部長であれ、そのレベルで無能レベルに達した人だらけになってしま…

はなむぐり?

◎ きょだいなんですけど..

友人をたくさんつくる 〜藤原和博さんのご本から 3

コミュニケーションは、一種の投資だ。 人間が外に向かって投げかけるものには、かならずリスクがともなうから、怒られるかもしれないし、嫌われるかもしれない。いっとき相手を傷つけるかもしれないし、自分が傷つけられるかもしれない。 そうしたリスクが…

こんなところにも

◎ みつけました、ちとぶきみ?

いい仕事を見つける、いい会社を見つける 〜藤原和博さんのご本から 2

結婚相手と同じように、自分が就く仕事や勤める会社についても「ベストチョイス」つまり「唯一の正解」があるように感じてしまうのは、私たちが完成品を消費する生活に慣れきってしまっているからかもしれない。 ブランド品を買い求めるようにカッコいい仕事…

げんしょく〜

◎ さすがですねぇー

はじめに 〜藤原和博さんのご本から

ところが、とりあえず目の前のボールを、グリーンがあるであろう方向に1打1打、打っていくだけで、どんなへたな人でも、いつかはゴールに入る。 一発で入れようとしなくてもいいから、とにかく目の前のボールを前に進めること。それが大事。結局これが「ス…