2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

計算できない時代だからこそ、直感を大事にすべき 〜香山リカさんの一節から

「自分はこれだ」というものがないといけないんじゃないかと思う人も多いようですが、そんなに焦る必要はないのではないでしょうか。壮大な将来のビジョンがあったって、今はそう簡単に実現できる時代じゃない。これこれすれば成功するという方程式もない。…

好きなことは、簡単に見つからないもの 〜田原総一朗さんの一節から

かつての日本企業はゼネラリストを育ててきました。このゼネラリストという言葉は、僕は詐欺用語だと思っている。結局、プロではないセミプロのことだからです。しかし、これから時代が求めるのは明らかにセミプロではなく、プロです。自分の会社の中だけで…

何かを犠牲にするくらいの努力をしているか 〜横山秀夫さんの一節から

だから、仕事選びをアドバイスするなら、ふつふつとわいてくる素直な感情や直感を大切にしてほしい、と伝えたいですね。そして、仕事をしていて何がうれしいのか、何に喜びを見出せているのかを常に考えてみてほしい。自分と対話し、仕事と真剣に向き合って…

あれもこれも欲しいじゃ、何も手に入らない 〜古館伊知郎さんの一節から

これは、僕が編み出したフリーで生きる術の1つでもあるんですが、もうこの際だから、クビでいいやと開き直ったりすると、仕事でバンバン結果が出ちゃったりすることがあるんです。そういうのが、今は必要なんじゃないですか。物語をつくって、いっとき自己…

お金というものは、楽しいところに集まる 〜藤巻幸男さんの一節から

仕事をするうえで若い頃から僕が気をつけてきたのは、誰のために仕事をするのかという点です。上司のための仕事や会社のための仕事では、やっぱりいい仕事はできない。仕事はお客様のためであり、社会のためであり、もっといえば神のためにするべきもの。僕…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 10

今日幸せでいられることが、成功の本当のあかしだということなんだ。ディック、きみにとって単純に思えるかもしれない。でも、僕にとってのいい人生というのは、自分が常にうまくいっていること−家畜や子どもが健康であることや、いい雨が降ること−すべてに…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 9

ホドザの人びとは森のなかの道で迷ってもパニックを起こさなかった。自分がどこにいて、次にどこに行くべきかを、狂ったように捜そうともしなかった。その代わり、彼らは自分の感覚を使った。耳を傾けた。見た。自分にその感覚を経験させていたのだ。 今日の…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 8

60代、70代、80代のほとんどの人は、自分の人生を振り返ったり、死を恐れたりしていない。彼らの最大の恐怖とは、自分の人生が意味がなかったのではないかー精一杯いきてこなかった、十分にチャンスをものにしてこなかった、十分に自分の強みを活かし…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 7

「人々が空虚で目的のない人生を生きている大きな理由は、死の否認である。自分が永遠の命をもっているかのように生きているときには、やるべきことを簡単に延期できる。明日への準備や思い出のために人生を生きており、そのあいだの1日1日は失われてしま…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 6

荷物を詰め直しながら、経験は一種の恵みだと考えるようになった。そしてこの恩恵に対する僕の感謝を、毎日の活動のなかで表現しようとしてきた。感謝には3つある。 1) 天賦の才能を謹んで受け取ること 2) 現在を受け入れること 3) 幸運を共有するこ…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から

生きているという感覚を追求することが人生の−そして人生半ばの中年期の危機の−意味である。どこからその感覚が生じてもいい。生きている感覚は、心や体、感情、魂などさまざまな部分で、自分の極限を探索することから生じてくる。 人が老いる−いきいきとし…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 4

残念なことに、白馬の騎士がさらいにやってきて、「いつまでも幸せに暮らしました」ということにはならない。ヴォーグ誌に出てくるような美しく裕福なモデル嬢が現れて、海辺のコテージへと誘ってくれるようなことはないのだ。ファンタジーを体験するには、…

リチャード・J・ライダーさんのご本から 3

目的豊かなライフスタイルを生きている人たちに共通する特徴を、いくつか挙げてみよう。 ・自分自身の要求や欲望以上の目的を持っている−自分の人生や仕事が、より大きな世界のなかにどのように組み込まれているかという感覚をもっている。 ・人生の目的に自…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から 2

「完璧な仕事」は楽しさでは定義できない。「完璧な仕事」とは、その仕事をしている人を完璧に映し出すものである。そして、このような仕事を見つけ出し、発明し、創り出すのは人間だ。これは、自分は「誰であるのか」ということと、「何をするのか」という…

〜リチャード・J・ライダーさんのご本から

私たちは、人生の後半でもっとも重要なことは、自分から「新しい地を危険を冒して進んでいく」ことだと信じている。これまでは伝統的に、どんな状況でも荷物を手放さずに背負い続けることが尊敬に値すると教えられてきた。人間関係や仕事を失うことは自分の…

自分にとって何が「最善」かを考えていると、選択が慎重になる 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本から 5

「最善」というのは相対的な言葉で、100もの変数に左右される。だから、選択が非常にむずかしくなる。何かを決意するときに考えるべきことはただ1つ、それが「わたし自身」を表現しているだろうか、ということだ。「わたしがこうあろうとする自分」を明…

自分の信念をもち、自分の価値観に従いなさい 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本から 4

あなたが真実だと思っている価値判断のなかで、体験にもとづいたものは極わずかしかない。あなたがたは体験するためにこの世に生まれ、その体験を通じて自分を創りあげるはずだった。ところが、他人の体験から自分を創りあげている。罪というものがあるとす…

人生は、すでに知っていることを体験する機会だ 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本から 3

何かをする理由は、1つしかない。宇宙に向かって、自分が何者であるかを示すことである。そうすれば、人生は自己の創造になる。あなたがたは人生を使って、真の自分、こうありたいと願ってきた自分を創造する。 また、ある行動を拒否する理由も1つしかない…

人生は、自分が何者であるかを思い出すため、創りなおすためにある 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本から 2

何かを求めたり、願ったりしたら、望んだことが叶う可能性は非常に小さい。なぜなら、「欲求を陰で支えている思考」というのは、「望みは叶っていない」という思いだから。そちらのほうが現実になるのだ。 支えとなる思考のなかで、「望みがかなっていない」…

やりなおしたいと思うのなら、人生は何度でもあるから 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本から

「これがわたしである」というのは、宇宙で最も力強い宣言だ。あなたが何を考え、何を語るにしても、「これがわたしである」という言葉をきっかけにものごとが動き、体験できるようになる。 宇宙が動く仕組みはそれだけだ 〜87日ぼーず 人生において天下を…

変革の時代の設計者となるか 犠牲者となるか 〜1999年のHRRメッセージ(金井嘉宏さん&二村英幸さん)

(金井さん) 今、私たちは多重節目現象の中に生きている。ベルリンの壁崩壊以降の世界も節目なら、バブル崩壊以降の企業も節目、人事の仕組みも個人と組織の関わり合いも節目である上に、中間管理職である中年の人は人生の節目でもあるわけです。この節目の…

人間はそもそも多様でありその欲求も多様だというところから始めよう 〜1999年のHRRメッセージ(金井嘉宏さん&二村英幸さん)

(金井さん) マズローの自己実現欲求が、あたかもたった1つの、そして最上位の動機づけ要因であるかのように多くの人に誤解され、一人歩きしているのは不幸なことです。マズローは生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、自我欲求の4つを「欠乏動機」と呼びま…