成果を確実に出す社員こそ人材! 〜原田繁男さんのご本から 3

 中小企業での本当の人材とは、苦しいときになんとか辻褄を合わせてくれるような社員です。たとえば会社の目標数字に届かないようなときに、なんとか嵐が過ぎ去るのを待つような社員ではなく、そのマイナス分を休日を返上してでも穴埋めしてくれるような社員です。口先だけの評論家ではなく、具体的に実行して、確実に成果を上げてくれる社員なのです。こういう人材がどれだけいるかで、会社が伸びるかどうかが決まります。
 「一生懸命やりましたけれど、できませんでした」というような社員は人材ではありません。会社はコストをかける限りは、それを上回る売上がなければ利益は出ないのです。一生懸命やっても成果が出ないのは、何もやっていないと同じことなのです。そういう意識を社員に植えつけることから人材教育を始めることです。何事も意識が低いとうまくいきません。能力の差とは、意識の差なのです

能力の差とは、意識の差..うーん、これもいちり(ぜったいてきなのうりょくさもありますけれど)。やっぱりみながエグゼクティブのじだいですね、ドラッカーさん。
ことしもありがとーございました。 あたらしきとしもすばらしくありますよーに!
倒産しない強い会社をつくるための 社長の仕事 (中小企業経営者読本)