笑えないからだに要注意 〜齊藤孝さんのご本から 2

 40代以上、特に45歳を過ぎた男性は、激しく不機嫌になります。中年と言われる年齢にさしかかった人たちは、実際には不機嫌ではないにしても、ふつうにしているだけで不機嫌に見えるという十字架を背負っているのです。これには原因が2つ考えられます。
 1つは反応が鈍くなるため。反応が鈍いと、周囲から見ると不機嫌そうに見えます。からだの反応が鈍くなると、レスポンス能力は下がります。何を言ってもぶすっとしていると、たとえ本人は敵意を持っていないとしても、相手からは、「この人は自分に対して敵意や嫌悪感を持っているようだ」と思われます。(中略)
 生命体というのは、加齢とともに反応が鈍くなってご機嫌でいられなくなるという宿命にあるのです。したがって、上機嫌力を身につけておかないと、反応の長期低落傾向に歯止めがかけられないのです。「笑う」ことは重要なテーマです。上手なポイントで上手に笑う技を持つ人は上機嫌に見えますし、周りをも上機嫌にさせます

生命体というのは、加齢とともに反応が鈍くなってご機嫌でいられなくなるという宿命..うっ、しらんかった。 気をつけまっす!
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)