上機嫌力の必要性 〜齊藤孝さんのご本から

 私には、不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられません。たとえば、無能さを突っ込まれないようにするため。あるいはお調子者だとかバカだと思われないようにするため。不機嫌であることが、あたかも威厳があり、知的であるかのように思うのは大きな勘違いです。 機嫌とは、人の表情や態度に表れる快・不快の状態です。気分的なものに左右され、自分の意思では制御できないもののように思われている節があります。しかし、人間が社会的動物として生きている以上、ただ気分のなすがままにしていたのではダメなのです。
 不機嫌さは、自分の殻を作ります。人に対してオープンでなければ、対人関係はうまくいかない。自分の属する社会、たとえば会社、学校、家庭・・・人と人で成り立っているあらゆる場において、互いの関係をよりスムーズな心地よいものにしていくためには、各々が気分をコントロールする努力が必要です

人間が社会的動物として生きている以上、ただ気分のなすがままにしていたのではダメ..ってしょうがくせいれべるなのに、ちゃんとおしえてきたでしょか(じもんじとう)。ちゅうようでなく、さらにぷらすのこころがけ、はじめます!
上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)