なぜ通常の成功法則は、うまくいかないのか? 〜神田昌典さんのご本から 3

 成功法則によって、自分の脳を新しいプログラムに書き換えたんだけど、どんなに優れたプログラムにしても、コンピュータのCPUが古ければ動かせないからだ。10年前のコンピュータでは、最新のソフトウエアは動かせないのと同じだ。新しいプログラムを動かしていくためには、CPU自体を、バージョンアップしていく必要がある。それじゃ、あなたにとってのCPUって何だろう?
 それは「セルフイメージ」なんだ。つまり「自分が思う自分」だね。このセルフイメージが昔のままだと、どんなに優れた目標を作っても実現できないんだ。簡単に言うよ。自分は凡人だというイメージを持っていたら、成功者にはなれない。なぜなら、どんなに成功法則を学んだところで、自分は凡人であると思っていたら、成功しはじめても、自分ではその成功に気づかない。結果が出始めても、それは単なる偶然だと考えてしまう。たとえ他人からは「すごいですね」と評価されたとしても、「いや、そんなはずはない」と、逆に成功しはじめた自分を否定する。
 なぜかといえば、成功に向けて変化していくより、いままでの自分を保存するほうが、心地いいんだね。自分のいままでの殻=セルフイメージを超えたとたんに不安になる。そこで、もう一度、いままでの自分に戻ろうとするんだ

自分のいままでの殻=セルフイメージを超えたとたんに不安になる..う〜ん、これはもったいない。かわらなきゃ!
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