個人は生き残るために生きているわけではない 〜1999年のHRRメッセージ(金井嘉宏さん&二村英幸さん)

(金井さん)
 例えばアメリカのマイケル・アーサー氏やデニス・ルソー氏はグローバリゼーションの進展で国境という壁や企業の壁、さらにはホームオフィス等の進展によって仕事とプライベートの壁さえも消えていくと主張し、組織にも個人にも「バウンダリーレス」の時代がやってくると提唱しています。いずれも企業経営の方向性を示唆したシナリオですが、忘れてはならないのは働く側の視点です。(中略)
 私たちはえてして「どのような組織が生き残るか」という言葉に続けて「どのような個人が生き残るか」と言ってしまいがちですが、人は何も生き残るために生きているわけではない。自分らしく生きたい、できたらハッピーに仕事をしたいし働きたい、そう思って生きているはずです

人は何も生き残るために生きているわけではない..まさにしゅきゃくてんとう。で、なんのために がさいしょのいっぽですね
人事アセスメント入門 (日経文庫 (828))