心理的契約の観点から 〜1999年のHRRメッセージ(金井嘉宏さん&二村英幸さん)

(金井さん)
 「雇用が当たり前の時代ではない」「問われているのはエンプロイアビリティであり雇用される価値を持っているかどうかだ」などと、脅すように言われている。働く側が納得して自らその方向を目指すというのならOKです。でも、それを実践して今のポストに上りつめたのでもないトップから「君らのコアコンピタンスは何だ?」「ポータブルスキルは何だ?」などと言われる筋合いはないはずです。
 これらは本人が自問すべきことであり、会社から強制すべきことではないとの前提に立った上で、これからの企業と個人の間の心理的契約はどのように変貌するのか。相互に、そして真剣に見つめ直さなくてはいけません

本人が自問すべきことであり、会社から強制すべきことではない..6ねんがたち、みなしぜんにじもんするしゃかいでしょうか
人事アセスメント入門 (日経文庫 (828))