基本的な情動学習 〜ダニエル・ゴールマンさんのご本から 9

 情動の学習は生後まもなくから始まり、大人になるまで続く。親子の交流はどんな些細なものでも背後に情動があり、この情動のメッセージが長年くりかえされるあいだに子供自身の情緒や能力の核が形成されていく。パズルができなくて困った女児が忙しい母親のところへ助けを求めに近寄っていったとき、母親が機嫌よく相手してくれた場合と、「ちょっと、邪魔しないで。いま大事な仕事してるんだから」と拒絶した場合とでは、子供が受け取るメッセージは全然違う。こうしたやりとりが親子のあいだでパターン化するにつれて、子供のなかで人間関係に対する情緒的期待が形成されていき、それが良くも悪くもその子の人生全般における行動を色づけするようになる

子供のなかで人間関係に対する情緒的期待が形成されて..う〜ん、こわいっす、きっとしんじつなので。このOSがVer.UpできるのはCrushしたときくらいでしょか
EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)