不安定化する消費の枠組み 〜石井淳蔵さんのご本から 8

 インターネット上には、世界中からアクセス可能な、網の目(ウエブ)上に広がる情報空間が形成されていく。とはいえ、この情報空間の成立によって、グローバルな完全情報の市場が出現するわけではない。インターネットを介して成立するのは、限定された情報のやりとりを行なう、分断された無数のローカルな関係である。 この点では、インターネットを介して成立する市場も、従来の流通システムを通じて成立した市場と同じである。ただし、そこで働く分断のメカニズムは、従来の流通システムで機能していた分断のメカニズムとは異なることには、注意が必要である

”限定された情報のやりとりを行なう、分断された無数のローカルな関係”..これをれんめんとしてつむいでくのがしゅじゅのビジネスモデルですね、SNS、バイラル、そして!?
インターネット社会のマーケティング―ネット・コミュニティのデザイン