ネットコミュニティビジネスを成功させる設計レシピ 〜須藤慎一さんの一節から

 本章でとりあげた「ネットコミュニティビジネス」は、大きく分けて5つのモデルからなる。
1)ネットコミュニティ自体を収益源とし、ユーザに課金するビジネスモデル
2)集客装置として考え、集まってきたユーザを対象にビジネスするモデル
3)開発やマーケティングなど、顧客とのコミュニケーションに利用するモデル
4)企業内部の情報共有者あるいは事業機会の獲得などに利用するモデル
5)ネットコミュニティ主宰者に対してシステムやツールを提供するモデル
 現在は、こういったニーズの異なるケースに対して、掲示板やメーリング・リスト、あるいはグループウエアといったツールが使われているが、本来であれば、それぞれの用途に合わせて最適化されたシステムが作られ、使われるべきである。(中略) それは、例えて言うならワープロソフト1本で、請求書から住所録、スケジューラから文書作成までこなすようなものである。 だとするならば、まず5)の分野で他の分野に対して優れたツールが開発されるべきであるように思われる

それぞれの用途に合わせて最適化されたシステムが作られ、使われるべき..だんだんそーなってるきがします、レベッカ・ブラッドさんもおっしゃってたかと
ネットコミュニティビジネス入門