企業にとってのネットコミュニティとは何か 〜松岡裕典さんの一節から 4

 会社に自分の机があるように、企業サイトやイントラサイトにも「ホーム」を作るべきである。最近は省スペース化、オープンオフィスが話題となっており、これからは自分の固定机を持つことが難しくなっていく。終身雇用制も崩れ、年金も保険も破綻がささやかれる今、企業は従業員に何を提供できるのだろうか。どうやって優秀な社員を引き留めるのだろう。逆に社員にとっては、何がその会社に良続ける理由になるのだろう。その答えがここにある、とまでは言わないが、1つのヒントにはなるはずだ。
 ITは省力化のツール、従業員のリストラのための武器ではない。本来の意味での生産性を上げるツールであり、人が人として働く喜びを得ることを支援する道具であるはずだ。企業が顧客満足度を上げたいと望むなら、その前に従業員満足度を上げる必要がある。これからは、企業が顧客と本当の意味で真正面から対応しなくてはならない時代がやってくる。そのとき、顧客はあなたの会社の従業員を見ること、ネットコミュニティで従業員の声を聞くことになるだろう。彼らがいきいきと働いていると感じられれば、それはあなたの会社にとっての最大のブランディングとなるはずだ

企業が顧客と本当の意味で真正面から対応しなくてはならない時代..ぶろぐのよげんでしたね、ごめいさん! ひとりひとりのあかんたびりてぃ
ネットコミュニティビジネス入門