女性・レシピ・同窓会・・様々なネットコミュニティ 〜西村博之さんの一節から

 ネットコミュニティを自社で企画する場合に注意すべき点は、コミュニティというのは魔法の言葉だということです。いくらでも拡大解釈ができるので使い心地が良く、その分だけ危険な言葉です。「コミュニティ」を連発していると何でもわかったような気になってしまい、内容が伴わない企画になりがちです。
 自社のビジネスの中でネットコミュニティを使って何かをしたいと考える場合は、コミュニティという言葉を使わずに、自分たちが何を考えているのかを説明してみると、やりたいことが明確になると思います。 例えば、「コミュニケーションを通じて物販をやりたい」とか、「コミュニケーションを通じてサポートをやりたい」とか、そういう具体的な説明に
落とし込んでみることが重要です。
 同時に、「本当にネットコミュニティにする必要があるのか?」ということをよく考えてみるといいと思います。企業のWebサイトの中には大小様々なコミュニティがありますが、あえて必要がないようなものまでネットコミュニティにしている例も少なくありません

使い心地が良く、その分だけ危険な言葉..おおせのとおりですね、しっかりみきわめないと。
ネットコミュニティビジネス入門