序文2 〜フィリップ・コトラーさんのご本から 2

 結局のところ、マーケティングとは短期的な販売活動ではなく、長期的な投資活動なのだ。マーケティングがうまく機能している企業では、この投資活動が製品の製造や市場投入に先立って開始され、販売活動のずっとあとまで続くことになる。 ダイレクト・マーケティングの権威、レスター・ワンダーマンは、販売とマーケティングの違いを次のように述べている。「産業革命にくり返し聞かれたのは、製造業者の次の言葉であった。『これは私が作りました。買っていただけませんか』。 これに対して、情報化時代の到来を告げるのは、消費者の次のような言葉である。『これが私の欲しいものです。作ってもらえませんか?』。
 マーケティングの理想は、販売活動が不要になるところまで、標的顧客を知り尽くすことだ。ドラッカーも「マーケティングの目的は販売を不要にすることだ」と断言している。マーケティングとは、mark−eting、的(mark)に命中させる能力のことなのだ

マーケティングの目的は販売を不要にすること..そですね、しょうひんとこきゃくがちゃんとみえるじだいですから
コトラーのマーケティング・コンセプト