見方が変われば世界が変わる 〜スティーブン・R・コヴィーさんのご本から

 人は、物事をあるがままに、つまり客観的に見ていると思い込んでいるのが常である。しかし、私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、「私たちのあるがままに(=条件づけされたままに)」世界を見ているのだ。物事を説明しようとすると、それは結果的に自分自身、自分の知覚、自分のパラダイムを説明しているにすぎない。
 そして自分の意見に相手が賛成しないとなれば、すぐにその人が間違っていると思ってしまう。しかし、誠意がありかつ知力に恵まれた人たちでも、それぞれの経験というレンズ(パラダイム)を通して、同じ事実について異なる見方をするのである。
 自分のパラダイムと、そこからもたらされる影響の大きさを認識すればするほど、自分のパラダイムに対する責任は取れるようになる。つまり、自分のパラダイムを現実に擦り合わせ、ほかの人の意見やパラダイムに耳を傾け、より客観的で完成されたものの見方ができるようになるのだ

「私たちのあるがままに(=条件づけされたままに)」世界を見ている..おそろしいこと。だからこそいしきですね
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