思考と情動の調和 〜ダニエル・ゴールマンさんのご本から 2

 感情によって私たちはまず大まかな方向性を与えられ、そこではじめて論理的知力を発揮できる、というわけだ。この世はやっかいな問題(退職金の投資方法は? 自分を幸せにしてくれる結婚相手は?)に満ちているが、経験から学習した情動の記憶(投資でひどい失敗をしたこと、恋人とつらい別れをしたこと)が発する信号のおかげでまず最初に大まかな取捨選択が可能になり、問題が整理できる。というわけで、情動の脳は思考の脳と同じくらい理性的判断にかかわっている、というのがダマシオ博士の主張だ

情動の脳は思考の脳と同じくらい理性的判断にかかわっている..ろじかるからかんじょうを排しがちでした、たいせつですね
EQ こころの知能指数 (講談社+α文庫)