「箱」ではなく「ネタ」が重要 〜 福田敏也さんの一節から

 広告プランナの先輩からは「いい企画というのは一言で人に説明できる企画なんだよ」とよく言われました。あれやこれや言葉を駆使して説明しなければ伝わらない企画は悪い企画。いい企画は、ほんの一言でその面白さがわかるもの。インターネットのコンテンツを考える場合も同じことが言えると思います。コミュニティの核になる人たちはだれなのか、彼らが魅力に思うものは何なのかを正確に把握した上で、狙いすました、わかりやすいネタをぶつける。コミュニティは「箱」ではなく「ネタ」が重要だということです。
 「箱」を前提にしたコミュニティモデルをよく見かけますが、それは失敗に陥りやすい。こういう「場」をこういう規模で作ればこういうターゲットが集まり、そこに150万人集まればいくらお金が儲かって・・・そうした手前勝手な計算をしてしまいがちですが、危険です。人が集まるには「集まる理由」が必要なのです。人と人がつながるには「つながる理由」が必要なのです。そういった「ネタ」から考えないとコミュニティは難しいと思います。言い換えれば、コミュニティのネタが集客規模を決めるのです。数百万人にアピールしうる国民的ネタがあってこそ、それだけの規模のネットコミュニティを形成できるのです

人と人がつながるには「つながる理由」が必要なのです..きっとやはり真理ですね、とてもあたりまえなので
ネットコミュニティビジネス入門