何を恐れるべきか 〜田坂広志さんのご本から 10

 私たちは、「夢が破れる」ということを、決して恐れる必要はない。もし私たちが、本気で夢の実現を信じ、力を尽くして歩むならば、自分がその夢を実現できなくとも、いつか誰かがその夢を実現する。(中略)
 本気で夢の実現を信じ、力を尽くして歩むこと。何よりも、そのことの大切さを、そして困難さを、あの映画は教えてくれているのです。だから、もし夢を描く私たちが恐れるべきものがあるとするならば、それは「夢が破れる」ということではありません。そうではなく、私たちが恐れるべきは、「力を尽くさぬ」ということなのです

私たちが恐れるべきは、「力を尽くさぬ」ということ..おそろしい。あとになってきづくだろうから、ほんにおそろしい。いまをめいっぱい!
仕事の思想―なぜ我々は働くのか (PHP文庫)