教えることで得る−与えることの力 〜ロバート・キヨサキさんのご本から

 「必要なものをまず与えよ」という言葉は、私に一人の男の話を思い出させる。その男は凍てつく寒さの夜、両手いっぱいの薪を抱えてストーブの前に座っている。そしててストーブに向ってこう叫ぶのだ−「おれを温めてくれたら、薪をくべてやるよ!」。お金や愛情、しあわせ、セールス、契約といったものの場合も同じだ。それを得るためにあなたが覚えておかなくてはならないことはただ一つ、ほしいものをまずだれかに与えれば、それが増えて返ってくるということだ。
 多くの場合、自分が何をほしいか考え、それを他人にあげるにはどうしたらいいかと考えただけでも、見返りがもたらされる。出合った人たちが私にほほえみかけてこないと感じたときは、いつも私は自分からほほえみかけ、「ハロー」と声をかける。するとまた魔法のように、ほほえみを浮かべた人がまわりに突然増える。世界はあなたを映す鏡にすぎないというのは本当だ

げんじつはあなたのこころがつくってる、の どまんなか・ちょっきゅうでした
金持ち父さん貧乏父さん