これが最後だと思えば、どの瞬間もはかり知れないほど重くなるだろう 〜ニール・ドナルド・ウオルシュさんのご本その3から 3

 悟りは、「ありのまま」を批判せずに受け入れることから始まる。それが、「ありのままの存在」を引き受けるということだ。ありのままの存在、そこに自由が見出されるだろう。抵抗すれば、相手はますます強くなる。見つめれば、相手は消える。幻のかたちを保てなくなるからだ。あなたはありのままを見る。「ありのまま」はつねに変化しうる。変わらないのは、「存在しないもの」だけだ。だから、ありのままを変えたければ、それを引き受けなさい。抵抗してはいけない。否定してはいけない。否定するのは、宣言することだ。宣言するとは、創造することだ。

 あることを否定するのは、相手を再創造することだ。相手をそこに据えつけることになるからだ。受け入れれば、あなたは相手をコントロールする立場になる。否定したものは、コントロールできない。だから、あなたは否定した相手にコントロールされる。
 あなたがた人類の大半は、まだ幼稚園の年長組でさえないということを受け入れたがらない。人類がまだ幼稚園生だと、受け入れたがらない。受け入れないから、いつまでもそこにいなくてはならない。 あなたがたは、自分は(高度に進化して)いないということにどっぷりと浸かっているから、ほんとうの(進化していく)自分になれない。だから、自分で自分に逆らい、自分と闘っているのだよ。そのために、進化が遅々としている。もっと迅速に進化する道は、ないものではなく、あるものを認めることから始まる

否定したものは、コントロールできない..だからこだわらないこころ ですね
神との対話〈3〉宇宙になる自分になる (サンマーク文庫)